「相続対策」と「相続税対策」の違い
2023年9月27日(水)
すみれ相続センターでは、日頃から多くの皆様に対してセミナーによる情報発信や、個別の相談等により「相続」が「争続」にならないようにお手伝いさせていただいています。
「相続対策」というと、「うちはお金ないから関係ないよ」という方がいらっしゃいますが、それは「相続対策」ではなくて「相続税対策」のことです。実際に北海道で「相続税」を支払っているのは約4%くらいです。 残りの96%の方が相続税を支払っていませんが、この96%の皆様も「相続対策」は必要です。例えば「認知症対策」の準備として必要な「任意後見公正証書」の作成は、ほぼ全員が対象となるでしょう。 「認知症」になってしまい、判断能力が失われると財産管理が出来ないとみなされて預貯金は凍結されてしまいます。 また預貯金だけではなく、自宅を含む不動産の売買、証券口座の取引、生命保険の解約、引出等の手続きも出来なくなります。 つまり、「相続対策」が必要ないという人は居ないということになります。自分はどのような対策をしておくべきか一度ご相談ください。
すみれ相続センター
代表理事
近藤 充広